宇宙の彼方で遭難!「未知の惑星の動植物」を食べたら密猟や自然保護法違反?

 

ずんだもん
ずんだもん
先生、宇宙からSOSなのだ!
ある高校生たちが宇宙で遭難して、5000光年の彼方に飛ばされたのだ。
四国めたん
四国めたん
名作SFね。
全員無事だといいけれど。
ずんだもん
ずんだもん
みんな元気なんだけど、食料が尽きちゃったから、立ち寄った惑星で「未知の動物」を狩って食べてるのだ。
これって、勝手に狩猟しちゃダメなんじゃないのだ?
「鳥獣保護法」違反で逮捕なのだ?
四国めたん
四国めたん
結論から言うと、「完全に無罪」よ。
逮捕される心配はないわ。
ずんだもん
ずんだもん
ええっ!?
勝手に現地の生態系を荒らしてもいいのだ?
四国めたん
四国めたん
理由は2つあるわ。
まず一つ目は「管轄権の問題」よ。
日本の法律は、原則として「日本国内」でしか適用されないの。
5000光年離れた惑星はどこの国でもない「無法地帯(フリーエリア)」だから、日本の法律で裁くことはできないわ。
ずんだもん
ずんだもん
なるほど。宇宙に警察はいないのだ。
じゃあ、もし「宇宙環境保護条約」みたいなのがあったら?
四国めたん
四国めたん
そこで二つ目の理由、「緊急避難」よ。
彼らは遭難して、食べなきゃ死ぬ状況でしょ?
人の命を守るためなら、たとえ保護動物だろうと食べることは法的に許されるわ。
ずんだもん
ずんだもん
よかったのだ。彼らは犯罪者集団じゃなかったのだ。
でも、未知の生物なんて食べてお腹壊さないのだ?
四国めたん
四国めたん
そこが最大のリスクね。
法で裁かれなくても、「毒」や「未知のウイルス」にあたって大変な目に合う可能性はあるわ。
成分分析ができるメンバーがいなかったら、食事のたびにロシアンルーレットよ。
ずんだもん
ずんだもん
怖すぎるのだ……。
でも、美味しく調理して食べてたから大丈夫そうなのだ。
四国めたん
四国めたん
あと、気をつけなきゃいけないのは「帰還した後」ね。
もし食べた生物の残りカスや、付着した微生物を地球に持ち込んだら……。
ずんだもん
ずんだもん
持ち込んだら?
四国めたん
四国めたん
「検疫法」や「外来生物法」違反で、宇宙船ごと隔離・消毒されるわよ。
未知の宇宙ウイルスなんて持ち込まれたら、バイオハザードどころの騒ぎじゃないもの。
ずんだもん
ずんだもん
確かに。
無事に帰り付いても、問題てんこ盛りなのだ。
四国めたん
四国めたん
そうね。
でも、そんな極限状態でも「美味い!」って笑い合える彼らの強さは本物よ。
法律や毒のリスクを超えて生き抜いた彼らには、無罪判決どころか、国民栄誉賞こそが相応しいわね。

 

今回の相談の元ネタ
作品名:『彼方のアストラ』
作者 :篠原健太(集英社)