

ずんだもん
先生、ネットで怖い話を見たのだ。
世界中の化け物や不思議なアイテムを管理してる秘密組織の話なのだ。
世界中の化け物や不思議なアイテムを管理してる秘密組織の話なのだ。

四国めたん
「確保、収容、保護」を理念とする、SCP財団ね。

ずんだもん
そうなのだ。
そこで死刑囚や無期懲役の犯罪者を集めて、「Dクラス職員」として働かせているのだ。
そこで死刑囚や無期懲役の犯罪者を集めて、「Dクラス職員」として働かせているのだ。

四国めたん
働かせているというか、未知の存在に対する「使い捨てのモルモット」として消費しているわね。

ずんだもん
危険な空間の探索に行かせたり、化け物の実験台にしたりして、ほとんど命を落とすか行方不明になるのだ。
いくら死刑囚だからって、こんな扱いをするのは法律違反じゃないのだ?
いくら死刑囚だからって、こんな扱いをするのは法律違反じゃないのだ?

四国めたん
完全に憲法違反よ。
日本国憲法第36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰」を絶対に禁じているの。
日本国憲法第36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰」を絶対に禁じているの。

ずんだもん
でも、財団の人は公務員じゃないのだ?
超国家的な秘密組織なのだ。
超国家的な秘密組織なのだ。

四国めたん
そこがポイントよ。財団の人間が公務員じゃなくても、日本の法務省が「コイツらは実験台にされて惨殺されますよ」って分かってるのに、死刑囚を財団に引き渡しているんでしょ?

ずんだもん
あ……! 国がアウトソーシングしてるのだ。

四国めたん
その通り。国が秘密組織に「残虐な処刑」を下請けに出してるのと同じだから、国家による重大な憲法違反よ。
さらに、危険な任務を強制しているなら、労働基準法の「強制労働の禁止」や憲法の「奴隷的拘束の禁止」にも真っ向から違反しているわ。
さらに、危険な任務を強制しているなら、労働基準法の「強制労働の禁止」や憲法の「奴隷的拘束の禁止」にも真っ向から違反しているわ。

ずんだもん
日本の法律も人権も、財団の前では紙切れなのだ……。
でも、超常現象の実験のために死刑囚を使い捨てるなんて、とんでもない発想なのだ。
でも、超常現象の実験のために死刑囚を使い捨てるなんて、とんでもない発想なのだ。

四国めたん
そうかしら?
「未知の超常的な殺人鬼」の能力をテストするために、テレビの生放送で死刑囚を身代わりに座らせて、心臓麻痺で殺させた「世界一の名探偵」もいたわよ?
「未知の超常的な殺人鬼」の能力をテストするために、テレビの生放送で死刑囚を身代わりに座らせて、心臓麻痺で殺させた「世界一の名探偵」もいたわよ?

ずんだもん
デスノートのL!
あの人も「リンド・L・テイラー」を実験台にしたのだ!
あの人も「リンド・L・テイラー」を実験台にしたのだ!

四国めたん
そう。
フィクションの世界の天才や超法規的組織にとって、死刑囚っていうのは「一番便利なモルモット」なのよ。
フィクションの世界の天才や超法規的組織にとって、死刑囚っていうのは「一番便利なモルモット」なのよ。

ずんだもん
恐ろしいのだ……。
死刑囚もまさか、絞首刑の代わりにバケモノの餌にされたり、テレビの生放送で心臓麻痺にされるとは思ってなかったのだ。
死刑囚もまさか、絞首刑の代わりにバケモノの餌にされたり、テレビの生放送で心臓麻痺にされるとは思ってなかったのだ。

四国めたん
ええ。
法治国家の裏側で暗躍する組織の合理性は、怪異や呪いよりもよっぽど冷酷かもしれないわね。
法治国家の裏側で暗躍する組織の合理性は、怪異や呪いよりもよっぽど冷酷かもしれないわね。
今回の相談の元ネタ
作品名:『SCP Foundation』
作者 :SCP財団(共同創作プロジェクト)
作品名:『SCP Foundation』
作者 :SCP財団(共同創作プロジェクト)