名画の「贋作(ニセモノ)」を描いたら犯罪?警察が捜査のためにすり替えたら?

 

ずんだもん
ずんだもん
先生、名画の「ニセモノ」を作るのは犯罪なのだ?
漫画で、食うに困った画家がモナ・リザのそっくりさんを描いてたのだ。
四国めたん
四国めたん
なるほど。アートの世界の「本物と偽物」ね。
結論から言うと、単に「そっくりな絵を描くだけ」なら、多くの場合で「無罪」よ。
ずんだもん
ずんだもん
ええっ!?
著作権とか大丈夫なのだ?
四国めたん
四国めたん
名画と呼ばれる作品の多くは、作者が亡くなって70年以上経ってるでしょ?
著作権が消滅しているから、モナ・リザを模写しようがアレンジしようが、著作権法上の問題はないわ。
ずんだもん
ずんだもん
古い絵ならコピーし放題なのだ。
じゃあ、その絵を「本物だ」って嘘をついて画商に売ったらどうなるのだ?
四国めたん
四国めたん
それは明確な「詐欺罪」よ。
さらに、自分で描いた絵なのに「ダ・ヴィンチ」とか他人のサインを入れたら、「有印私文書偽造罪」も追加ね。
法律上、サインは「私が描きました」っていう証明書だから。
ずんだもん
ずんだもん
サインを入れたら文書偽造なのだ。
じゃあ、警察が「怪盗をおびき寄せるため」に、わざとニセモノの絵を展示するのは?
四国めたん
四国めたん
それは「適法な捜査活動」の範囲内よ。
警察は市民を騙しているわけじゃなくて、犯人を捕まえるために罠を張ってるだけだからね。
ずんだもん
ずんだもん
警察はセーフなのだ。
でも先生、世の中には「本物以上に美しい贋作」なんてものもあるのだ。
見る人の心を動かすなら、ニセモノでも本物のアートじゃないのだ?
四国めたん
四国めたん
ロマンチックな解釈ね。
でも、裁判所は「美しさ」を評価しないわ。
どんなに素晴らしい出来栄えでも、作者を偽った瞬間に、その絵は「芸術」から「証拠品」へと堕ちてしまうのよ。

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『ギャラリーフェイク』

 

今回の相談の元ネタ
作品名:『ギャラリーフェイク』
作者 :細野不二彦(小学館)