「裁判の最中」に真犯人を特定し、その場で自白させて逆転無罪を勝ち取ることは可能?

 

ずんだもん
ずんだもん
異議あり! なのだ!
先生、法廷バトルゲームってスカッとするのだ。
四国めたん
四国めたん
弁護士が探偵みたいに捜査して、法廷で真犯人を暴くやつね。
エンタメとしては最高だけど、現実の裁判であれをやったら大事故よ。
ずんだもん
ずんだもん
えっ、ダメなのだ?
証人を追い詰めて、「犯人はあなただ!」って突きつけるのがカッコいいのに。
四国めたん
四国めたん
現実での成功率は「ほぼ0%」ね。
今の日本の裁判、特に裁判員裁判では「公判前整理手続」っていうプロセスが必須なの。
ずんだもん
ずんだもん
公判前……何なのだ?
四国めたん
四国めたん
要するに、裁判が始まる前に「どんな証拠を出すか」「誰に話を聞くか」を全部ネタばらしして、スケジュールを決めておくの。
お互いの手札はオープンな状態で試合開始よ。
ずんだもん
ずんだもん
ええっ!?
じゃあ、「隠し持ってた決定的証拠を叩きつける」のは?
四国めたん
四国めたん
ルール違反で却下よ。
「後出しジャンケンは禁止です」って裁判長に怒られて終わりね。
サプライズは許されないの。
ずんだもん
ずんだもん
つまらないのだ……。
じゃあ、証言の矛盾を突いて、証人が「私がやりましたああ!」って自白したらどうなるのだ?
その場で無罪確定なのだ?
四国めたん
四国めたん
ならないわね。
真犯人が出たら、裁判は即座にストップ(休廷)よ。
そのまま判決が出ることはなくて、警察が裏付け捜査をして、別の事件としてやり直しね。
ずんだもん
ずんだもん
その場で「閉廷!」とはならないのだ。
現実は手続きだらけで地味なのだ。
四国めたん
四国めたん
ええ。
もし現実の弁護士が、確たる証拠もなく証人に「お前が犯人だ!」なんて叫んだら、名誉毀損で訴えられるか、弁護士会から懲戒処分よ。
霊媒師を呼んだりオウムを尋問したりするのは、法曹界から見ればファンタジーそのものね。
ずんだもん
ずんだもん
夢が壊れるのだ……。
あの爽快感はゲームだけの特権だったのだ。
四国めたん
四国めたん
その通りよ。
現実の裁判で「異議あり!」って叫びたくなっても、静かに手を挙げて「求釈明(きゅうしゃくめい)」をするのが精一杯でしょうね。

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『逆転裁判~その「真実」、異議あり!~』

 

今回の相談の元ネタ
テーマ:法廷あるある