【呪術廻戦】学校で拾った「ミイラの指」を食べたら、死体損壊罪になる?

 

ずんだもん
ずんだもん
先生、ある高校生の行動について聞きたいのだ。
学校に化け物が出た時、先輩を助けるために、落ちていた「ミイラ化した指」を丸呑みしちゃったのだ。
四国めたん
四国めたん
千年以上前の呪いの王の体の一部、「特級呪物」ね。
衛生観念も最悪だけど、法的に見てもかなり複合的な犯罪行為よ。
ずんだもん
ずんだもん
やっぱり犯罪なのだ?
四国めたん
四国めたん
まず、刑法190条の「死体損壊罪」に該当するわ。
たとえ千年前のミイラであっても、人の遺体の一部であると認識してそれを損壊(食べる)する行為は、死者に対する敬虔な感情を害する犯罪なのよ。
ずんだもん
ずんだもん
遺体を傷つけちゃダメってことなのだ。
しかもあれ、貴重な文化財かもしれないのだ。
四国めたん
四国めたん
それなら「器物損壊罪」「文化財保護法違反」も加わるわね。
国宝級の歴史的アイテムを消滅させたわけだから、民事上の損害賠償請求額も天文学的な数字になるわ。
退学処分どころか少年院行きね。
ずんだもん
ずんだもん
絶体絶命なのだ……。
でも、彼は「先輩を化け物から守るため」に、仕方なく力を求めて食べたのだ。
これって「正当防衛」とかにならないのだ?
四国めたん
四国めたん
そこが彼の唯一の活路ね。
刑法37条の「緊急避難」が適用される可能性が高いわ。
ずんだもん
ずんだもん
マンガの味方、緊急避難なのだ!
四国めたん
四国めたん
おなじみ、現在の危難を避けるために、やむを得ずした行為は罰せられないっていうルールね。
目の前で人が殺されかけていて、それを防ぐ手段がそれしかなかったなら、「古い遺物」よりも「人の命」が優先されるわ。
法的には無罪になるでしょうね。
ずんだもん
ずんだもん
おお! 助かるのだ!
無罪になって、普通の学校生活に戻れるのだ!
四国めたん
四国めたん
……残念ながら、現実はそう甘くないわよ。
無罪放免になったとしても、彼がその後「普通の生活」を送れる確率はほぼゼロね。
ずんだもん
ずんだもん
どうしてなのだ? 法律では無罪なのだ!
四国めたん
四国めたん
考えてみて。
「千年前の猛毒のミイラを食べて、自分の中に別の人格(呪いの王)が宿った」と主張する高校生よ?
警察や周囲の人間から見れば、ただの「重度の精神疾患」にしか見えないわ。
ずんだもん
ずんだもん
確かに、信じてもらえるわけがないのだ。
四国めたん
四国めたん
ええ。
周囲に危害を加える恐れ(自傷他害の恐れ)があると判断されれば、「精神保健福祉法」に基づく「措置入院(強制入院)」の対象になるわね。
あるいは、未知の病原菌を持っているとして「感染症法」による隔離措置よ。
ずんだもん
ずんだもん
病院に閉じ込められちゃうのだ……。
四国めたん
四国めたん
さらに、彼が時々「呪いの王」の人格に乗っ取られて暴れ回ったらどうなる?
「多重人格」による心神喪失で刑事責任能力は問われないかもしれないけど、一生、厳重な監視下の医療施設から出ることはできないわ。
ずんだもん
ずんだもん
理不尽すぎるのだ。
先輩を助けた結果が、一生隔離されるなんて。
四国めたん
四国めたん
緊急事態とはいえ、身元不明のヤバいものを口に入れるのは、法的にも医学的にもリスクが高すぎるのよ。
指を食べる前に、110番するか”プロ”に任せるのをオススメするわ。

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今回の相談の元ネタ
作品名:『呪術廻戦』
作者 :芥見下々(集英社)