

ずんだもん
先生、ある天才中学生のところに、イギリスにいる父親から「謎の子供」が送られてきたのだ。

四国めたん
イギリスから子供が?
随分と破天荒なお父さんね。
随分と破天荒なお父さんね。

ずんだもん
その子は記憶喪失で、身元も不明なのだ。
主人公はしかたなく、彼を家に住まわせることにしたのだ。
こういう場合、どんな手続きが必要になるのだ?
主人公はしかたなく、彼を家に住まわせることにしたのだ。
こういう場合、どんな手続きが必要になるのだ?

四国めたん
まず、パスポートも身分証もないなら、役所では「身元不明の迷子」として扱われるわ。
勝手に同居したら、最悪の場合「未成年者略取」で通報されかねないわね。
勝手に同居したら、最悪の場合「未成年者略取」で通報されかねないわね。

ずんだもん
ええっ!? 良かれと思ってやったのに犯罪なのだ?
じゃあ、この状態から学校に通わせるとしたらどうするのだ?
じゃあ、この状態から学校に通わせるとしたらどうするのだ?

四国めたん
正規の手順を踏むなら、まずは警察か児童相談所に届け出ることね。
その上で、家庭裁判所の許可を得て、新しく戸籍を作る「就籍」という手続きが必要よ。
そうすれば住民票ができて、晴れて日本の公立学校への入学資格が得られるわ。
その上で、家庭裁判所の許可を得て、新しく戸籍を作る「就籍」という手続きが必要よ。
そうすれば住民票ができて、晴れて日本の公立学校への入学資格が得られるわ。

ずんだもん
戸籍を新しく作るのか。手続きが大変そうなのだ。
あと、主人公は父親に「お前が鍛え直せ」って言われてるんだけど、中学生がその子の保護者になれるのだ?
あと、主人公は父親に「お前が鍛え直せ」って言われてるんだけど、中学生がその子の保護者になれるのだ?

四国めたん
それは無理ね。
未成年者は、法律上、誰かの「親権者」や「未成年後見人」にはなれないの。
法的な保護者は、同居しているお母さんになるでしょうね。
中学生の彼は、あくまで「お兄ちゃん」として面倒を見る立場よ。
未成年者は、法律上、誰かの「親権者」や「未成年後見人」にはなれないの。
法的な保護者は、同居しているお母さんになるでしょうね。
中学生の彼は、あくまで「お兄ちゃん」として面倒を見る立場よ。

ずんだもん
なるほど、法的にはお母さんが責任者なのだ。
あと、その子が持っている「赤い本」なんだけど、これが燃えると彼はどこかへ消えちゃうのだ。
あと、その子が持っている「赤い本」なんだけど、これが燃えると彼はどこかへ消えちゃうのだ。

四国めたん
……興味深いわね。
法的に解釈するなら、その本は「在留許可証」そのものといえるわ。
本が燃えることは、入管法における「在留資格の取り消し」と「強制退去処分」の執行を意味するの。
法的に解釈するなら、その本は「在留許可証」そのものといえるわ。
本が燃えることは、入管法における「在留資格の取り消し」と「強制退去処分」の執行を意味するの。

ずんだもん
燃えたら強制送還なのだ!?
じゃあ、本を燃やそうと襲ってくる敵たちは……。
じゃあ、本を燃やそうと襲ってくる敵たちは……。

四国めたん
さしずめ、過激な「入国警備官」ってところかしら。
互いに強制退去を押し付け合うサバイバルゲーム……。
勉強より過酷な「やさしい王様を決める戦い」という課外授業がまっていそうね。
互いに強制退去を押し付け合うサバイバルゲーム……。
勉強より過酷な「やさしい王様を決める戦い」という課外授業がまっていそうね。
今回の相談の元ネタ
作品名:『金色のガッシュ!!』
作者 :雷句誠(講談社)
作品名:『金色のガッシュ!!』
作者 :雷句誠(講談社)