スーパーパワーがあるのに、怪獣や犯罪を見て見ぬふりして逃げたら犯罪になる?

 

ずんだもん
ずんだもん
先生、ヒーロー映画を見てて思ったのだ。
もしボクが、目からビームを出せるスーパーマンになったとするのだ。
四国めたん
四国めたん
あら、世界平和でも守るつもり?
ずんだもん
ずんだもん
いや、面倒だから働きたくないのだ。
目の前で銀行強盗が起きても、怪獣が暴れてても、一般市民に紛れて「キャー」って逃げるのだ。
助けられるのに見殺しにしたら、これって犯罪になるのだ?
四国めたん
四国めたん
なるほど。「大いなる力には大いなる責任が伴う」を全力で無視するスタイルね。
結論から言うと、何もしなくても「完全無罪」よ。
ずんだもん
ずんだもん
ええっ!? 無罪なのだ?
指パッチンひとつで解決できるのに、無視してもいいのだ?
四国めたん
四国めたん
いいわよ。
日本の刑法には、見知らぬ他人を助けなかったことを罰する規定(善きサマリア人の法)はないの。
罪になるのは、親が子供を放置するような「保護責任」がある場合だけよ。
ずんだもんはただの「ハイスペックな通行人」だから、助ける義務はゼロね。
ずんだもん
ずんだもん
冷たい世界なのだ……。
でも、「助けられるのに助けなかった」のは、間接的な殺人じゃないのだ?
四国めたん
四国めたん
ならないわ。
法的には「ボディービルダーが重い瓦礫をどかさずに避難する」のと同じよ。
いくら力があっても、それをボランティアで使うかどうかは個人の自由。
憲法で「奴隷的拘束の禁止」が保障されてるから、国も「戦え」とは命令できないわ。
ずんだもん
ずんだもん
なるほど。
むしろ、下手に手を出して失敗するほうがリスクが高いのだ?
四国めたん
四国めたん
その通りよ。
ビームを外してビルを壊したり、犯人を殺しちゃったりしたら、「過失致死傷罪」「過剰防衛」で逮捕よ。
助けて損害賠償を請求されるくらいなら、一般人として逃げるのが法的には一番賢い選択ね。
ずんだもん
ずんだもん
世知辛いのだ!
ヒーローなんてやってられないのだ。
じゃあ、ボクは一生能力を隠して、ニート生活を満喫するのだ。
四国めたん
四国めたん
法的にはそうね。
ただ、もし政府に能力がバレたら、法律を変えてでも「徴兵」されるか、「生物兵器」として管理されるでしょうね。
ずんだもん
ずんだもん
結局、平穏には暮らせないってことなのだ……。
ボクに必要なのはスーパーパワーより、「気配を消す能力」だったのだ。

【PR】本記事にはプロモーションが含まれます。

『僕のヒーローアカデミア』

 

今回の相談の元ネタ
作品名:『僕のヒーローアカデミア』
作者 :堀越耕平(集英社)