科学オタクの男子高校生が「抗生物質(サルファ剤)」を自作して病人に飲ませたら、現代日本では有罪?

 

ずんだもん
ずんだもん
先生、唆る(そそる)話があるのだ。
文明が滅んだ世界で、科学オタクの高校生がゼロから薬を作ったのだ。
四国めたん
四国めたん
石化から目覚めた天才少年ね。
肺炎の女の子を救うために「サルファ剤(抗生物質)」を作った回かしら?
ずんだもん
ずんだもん
そうなのだ。
電気とか硫酸を使って、万能薬を完成させたのだ。
これって、もし現代日本で「自分で作ってみたかったから」って理由でやったらどうなるのだ?
四国めたん
四国めたん
石の世界なら英雄だけど、現代日本なら「危険なマッドサイエンティスト」として逮捕ね。
まず、許可なく薬を作る行為は「医薬品医療機器等法(薬機法)」違反よ。
ずんだもん
ずんだもん
やっぱりダメなのだ?
四国めたん
四国めたん
ダメよ。医薬品の製造には厚生労働大臣の許可が必要なの。
高校の理科室レベルの設備で、品質管理もされてない薬を作るなんて、最大で懲役刑もある重罪よ。
ずんだもん
ずんだもん
厳しいのだ……。
でも、彼はそれを病気の女の子に飲ませて治したのだ。
人助けならセーフじゃないのだ?
四国めたん
四国めたん
いいえ。医師免許がないのに診察して薬を投与するのは「医師法違反(無資格医業)」よ。
もし分量を間違えて相手が死んだり後遺症が残ったりしたら、「業務上過失致死傷罪」「傷害罪」も追加ね。
ずんだもん
ずんだもん
現代なら「救急車を呼べ」で終わる話なのだ……。
でも千空なら、病人には使わないだろうけど「ロードマップの確認だ」とか言って、試しに作っちゃいそうなのだ。
四国めたん
四国めたん
あり得るわね。
彼にとって科学は「試して失敗して理解する」プロセスだもの。
彼は石の世界で、薬の他にも火薬とかダイナマイトを作っていたわね。
ずんだもん
ずんだもん
ガンガン作ってるのだ。
四国めたん
四国めたん
それらも現代では「火薬類取締法」「毒物及び劇物取締法」の壁にあたることになるわ。
未成年でも、公安警察の監視対象リスト入りは確実ね。
彼の頭脳と行動力は、現代社会では核兵器並みに危険視されるわよ。
ずんだもん
ずんだもん
文明が崩壊した世界では救世主でも、現代日本じゃ危険人物なのだ......。
現代で彼が捕まらずに科学を楽しむにはどうすればいいのだ?
四国めたん
四国めたん
そうねぇ……。
NASAに入るか、法律の及ばない公海上に船でも浮かべて研究所にするしかないわね。
もっとも彼なら、法律というルールすらも「攻略すべき科学の対象」としてハックしちゃうかもしれないけど。

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今回の相談の元ネタ
作品名:『Dr.STONE』
作者 :稲垣理一郎・Boichi(集英社)